今まで私はNPOや社会福祉法人や一般社団や財団という公益性の高い利益目的でない組織を設立運営して来たのですが、コンサル、プロデュース、プランニング、ラボといったことを複合的にやるのには株式形態の会社がひとつあった方がいいという考え方が生まれました。
また、大手ネットワーク企業と新しく口座開設するのに「履歴のない新会社を」という話もあって、今回作った会社がこの株式会社PARALLEL JAPAN(パラレル・ジャパン)です。
★もう一つの素晴らしい不可欠な世界=パラレルワールド
PARALLEL(パラレル)というのは下半身不随の車椅子の人だけが参加する競技大会パラプレジアからの造語です。ロンドンオリンピックの頃から、下半身不随の人だけが参加するパラプレジアだけでなく、もっと色んな障害ハンデのある人に広げて行こうということでパラリンピックという概念が生まれました。
それと同様の意味で、私達の世の中は普通にビジネスをしているけれど、同じことをハンデのある障がい者の人たちやLGBTの人たちが担うもう一つの世界=パラレルワールドがあるというリアルな現実を見つめ直してパラレル・ジャパンという会社を作りました。
★知識、情報、ネットワークを集約して研究開発
総合的に色んなものをプロデュース、リリースできるラボが必要
具体的にやりたいことは、NPO法人YELL JAPAN、社団法人BMS、参加している社団法人パラリンアート、殺処分ゼロの60家といったところの為に新しい事業を考えて、協賛や寄付だけでなく、それぞれの事業の生業でそれぞれ収益が上がってくるような仕組みを作りたいと思っています。
今までは、皆さんが支援するテーマに合わせたビジネスモデルを作って、そこに思いのある人達に参加して頂くという形で支援を作ってきましたが、知識や情報やネットワークをひとつラボに集約して研究開発、総合的に色んなものをプロデュース、リリースできるようにPARALLEL JAPANという会社の中で各テーマに合わせた商品開発、システム開発、ビジネスアセスメントなどを遂行して行く方が効率が良いと考えました。
2019年11月30日 ドリームデイ 水上グランピング船メリーグリーン
様々なプロジェクト企画書
日本に社会貢献が根付かない理由
社会貢献のイメージや認識を変えたいという思いもあります。
社会貢献=ボランティア!
日本で社会貢献が進まない理由の1つがこの考え方に有ると思います。ボランティアは素晴らしい活動ですが「継続し難い!」と言う側面もあります。一時期、伊達直人を名乗り施設で暮らす新入学児童にランドセルを贈るボランティアが沢山生まれました。でも今も続けている人はかなり少なくなりました。
人は熱し易く冷めやすい!
本当に必要な支援は一過性の大きな援助では無くて少なくても良いから続けること。
私は100万円寄付した人は100万円以上の対価が手に入る世の中にするべきだと考えています。
対価とはお金や物だけでは無く賛美や賛同、表彰やメディア露出も含めて企業が得る名声や評価も含めてです。100万円寄付しても感謝もされなければ次も頑張って寄付する気にはならないと思います。
でも、100万円寄付したら有難うを言われ、感謝状を貰え、テレビや新聞、雑誌にも取り上げて貰え、SNSでもアップして貰えたらどうでしょう?
社員や取引先からも良い会社、素敵な取り組みと言われて社内の雰囲気も良くなり、良い会社だと言われて取引先からのオーダーも増えるかも知れません。会社のHPで掲載すればリクルートにも良い影響は出るはずです。
そう考えれば100万円は寄付では無く、投資とも言えるかも知れません。
お金に色は有りません。
売名行為だとか、社会貢献を悪用している!なんて言う人が多い事も寄付が集まり難い理由だと思いますが、その人達は寄付をしません!
100万円寄付したら100万円以上の報酬がある!
そうなる事が自然だし、そうなれば次も頑張って寄付をしようと言う気になります。
世の中がこの感覚を受け入れて、社会貢献をする企業こそが称賛され、寄付額に応じたインセンティブが手に入る!
私はそんな社会を創りたいと考えています。
音楽の持つ力で、障がい者やLGBT、他のマイノリティーな人達を支援する仕組みを創りたい⇒株式会社PARALLEL JAPAN
前職のUSENで培った音楽の持つ力!
生きる希望や夢を見る力!
辛さや痛みを忘れさせてくれる力!
そんな音楽の持つ力で障がい者やLGBT、他のマイノリティーな人達を支援する仕組みを創りたいと考えています。
私達は「もうひとつの日本の研究開発と再発見」と「音楽メディアの有効性の再発見」。
様々なことを繊細に振り返り再認識しつつ前へ前へと進んでいきたいのです。